BASIC — どのクレカを選ぶ?

クレカ選びは、
「いつものお店」で決める。

マイルをコツコツ貯める主役は、クレジットカード。でも「どのカードがいいの?」で迷いますよね。広告では「ポイント10倍!」などよく見かけますが、選び方にはコツがあります。

結論:いちばん大事なのは「出口(ゴール)を何にするか」。その出口にいちばん近づくカード・ポイントを選びます。わが家の出口は旅(マイル)。ANAにもJALにも、それぞれの経済圏があります。わが家はイオン中心の生活と相性のいいJALカードを基本にしていますが、これは「わが家の場合」の話です。

まず「出口(ゴール)」を決める

カード選びで最初に決めるのは、カードではなく「貯めたポイントを、最後に何に使うか」——つまり出口です。ここが決まると、選ぶべきカードは自然としぼれます。

たとえば出口がスーパーのポイントなら、500ポイント(500円)や5,000円、20,000円ぶんの日用品になります。1ポイント=1円の、便利な“日常”ですね。

でも、同じ「20,000」でも、出口がマイルなら景色が変わります。20,000マイルあれば、たとえば沖縄往復という“非日常”に届きます。よみもの『マイルとは』で見たとおり、1マイルは使い方しだいで1.5円〜13円にもなる。同じ数字でも、出口しだいで価値が跳ね上がるのです。

ここが分かれ道:「1円の“日常”」がほしいのか、「旅という“非日常”」がほしいのか。出口が変われば、選ぶカード・ポイントも変わります。

「ポイント10倍!」の正体を見る

「対象のコンビニや外食でポイント高還元(10%など)!」をうたうカードがあります。でも、その高還元は「200円で1ポイント(0.5%)」を土台にした割増であることが多く、しかも高くなるのは主にコンビニ・外食。日常のスーパーでは、その高還元にはならない——というカードは少なくありません。

さらに大事なのが出口の話。こうしたカードのポイントは、マイルに変えると50%(半分)に減ってしまうことがあります。複雑な経由をすれば70%ほどまで上げられますが、その経由は移行に時間がかかり、その間に使えない“待ち時間”(機会損失)が生まれがち。「10倍!」に見えても、マイルを出口にするとしぼんでしまうのです。

ただ、フェアに言えば良い面もあります。こうしたポイントは、別のマイルには等価に近く交換できることがあり、そこは還元率がいい。さらに、専用の旅行予約サイトで、そのままホテルや航空券の代金に使えることも多いです(1ポイント=1円で旅行に使えるイメージ)。日常を1円で使う人や、旅行予約で使う人には、じゅうぶん便利なのです。

まとめると:出口が「日常を1円で使う/旅行予約サイトで使う」なら、こうした高還元カードは便利で使い所もたくさん。でも出口がANAマイルのような“旅のマイル”なら、半減してしまい向かないことがあります。(ホテルのポイントを出口にするならアリな場合も。ただ最初から色々やると大変なので、ここではシンプルなやり方をおすすめします。)

日常の出口が「旅」なら、JALカード+WAON

いちばんお金を使うのは、毎日の食料品や日用品——つまりいつものスーパーです。だから、そのスーパーで自然に貯まるやり方を選ぶのが賢い。

わが家は基本イオングループで買い物をします。そしてイオンと相性がいいのがJALJALカードに加えて、イオンで使えるJALのWAON/JMB WAONを組み合わせると、生活の中で自然に・静かに・地味に・コツコツとマイルが貯まっていきます。派手さはないけれど、これが本当に強いんです。

書いている人より:この「JALカード+JMB WAONで、イオンでコツコツ」——正直、あんまり大きな声で言いたくないくらい、地味だけど効きます(笑)。それくらい、生活に溶け込む強さがあります。

JALカードは「JALの経済圏」につながる

JALカードを使っていくと、JALの経済圏——JALのガス、電気、モバイル(携帯)、ウォーターサーバーなど——にもつながっていきます。生活まわりをJALでそろえると、あちこちでマイルが貯まる仕組みです。

ANAはどうなの?

ANAにも、同じように経済圏があります。ANAのカード・保険・ふるさと納税・通販など、ANA経済圏でそろえていけば、そちらもしっかりマイルが貯まっていきます。一般的には、加盟店の広さや提携の種類の多さから、ANAの方が貯めやすいと言われることも多いです。

ただ、わが家のようにイオン中心の生活で、日々の食料品・日用品の決済がいちばん大きい家庭にとっては、そこにピタッとはまる特約店があるかどうかが決め手になります。JALには、その部分でイオン(JALカード+JMB WAON)という強い接点がある——というのが、わが家がJALを基本にしている理由です。生活の型が違えば、ANAが正解になる家庭もあると思います。

まとめ:①まず出口(ゴール)を決める(わが家は「旅=マイル」)。②その出口に近づくカードを、いつも使うお店基準で選ぶ(ANA・JAL、どちらにも経済圏がある)。③わが家の場合は、日常をJALカード+JMB WAONでコツコツ。最初は欲張らず、シンプルに。これがマイル生活の第一歩です。
クレカ選びまとめ図解
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